週末に「サワー種」のパン作り教室に行って来ました!イタリア語でLievto Madreと呼ばれるサワー種、パン以外にもピザやブリオッシュなどにも使用されている、こちらではポピュラーな発酵種です。サワー種のパンは腹持ちがよく、また消化もしやすいといった特典があり、私も以前から気になっていましたが、自分で始めるには難しそうだったので、今回思い切って教室に参加してみました。 カチューシャがお似合いのこちらの女性が先生のモニカさん。熱くパン作りについて語っていましたよ。サワー種は自分達で起こさなかったのですが、始めに「継ぎ方」を教わり、継ないだものをお持ち帰りように頂きました。この後ははひたすらパン作りです! 今回は2種類の小麦粉(Tipo1とTipo2)を使用し、2つの生地を作りました。イタリアは小麦粉の挽き方により種類を区別し、精製度が最も高いTipo00から始まり、その後、0、1、2、と続きます。Tipo1は挽き方が粗く、胚芽や外皮を多く含み、Tipo2はさらに挽き方が粗く、もはや全粒粉に近いです。 モニカ先生は悠々と生地を捏ねていき、一見簡単そうに見えたのですが、現実はというと…手に引っ付いては離れない、そして捏ねても捏ねても永遠にまとまらない…大汗かいて、ぶつぶつと独り言を呟きながら必死こいて捏ねました。私は優雅な日曜日の午後を過ごす予定で参加したんですけどね。笑 でもふと周りを見渡すと、みんな同じ状況。安心しました。今更ですが、パン作りって非常に大変なんですね… そして、こちらがうちの子達です!(ビンの中の液体がサワー種です。)我ながら上出来!笑 こちらが焼き上がったもの。より「白い」左がTipo1、右が全粒粉に近いTipo2です。通常のガスオーブンで焼いたのですが、焼き具合も上出来。笑
"Ogne scarrafone è bell' a mamma soja."というナポリ語のことわざがあり、直訳すると「ゴキブリも自分のお母さんから見ればかわいい」。意味は「どんなであろうとも自分の子はかわいい」まさに今の私にぴったりの一言!あははは。 ただ、残念ながらいただいたサワー種の様子がおかしく、日々萎んでいく気が…冷蔵庫の温度が低すぎるんでしょうか!?明日餌(水と小麦粉)をあげてみます。せめて一度は使いたいな、このサワー種。頑張って生き延びてもらいたいものです。 最後に!イタリアそしてマルケのパンに集中した「パンツアー」を企画ようかと企んでおります。いかがでしょうか?ご意見お待ちしております!(ご安心下さい、私が教えるわけではないので。笑) |
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