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Fagioli うずら豆

10/26/2017

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引き続き「食欲の秋」の投稿です!今回は実際の収穫について綴りたいと思います。
イタリアにいると炭水化物は何といって常にパスタから摂取します。毎日パスタといっても過言ではなく、慣れない日本人の私としては度々しんどくなってしまいます。笑 そんな中パスタ以外の炭水化物としても食されるのがLegumi(レグーミ)。いわゆる豆類です。実はこの豆類、地中海料理ではよく登場し、長寿の秘訣としても注目を浴びています。ひよこ豆、レンズ豆等々様々なLegumiが存在しますが、今回ご紹介するのは収穫を終えたばかりのFagioli Borlotti(ファジョーリ・ボルロッティ)、日本では「うずら豆」や「ピント豆」として知られています。イタリアでは昔から農家の(どちらかと貧しい)食事として親しまれています。お肉が不足だった頃、貴重なたんぱく質代わりとして食べられていたそうです。菜の植え付けの時期にもよりますが、収穫は大抵夏から秋にかけて行われます。さやごと採取し、その後開きやすくなるよう、数日日向で干します。
イタリア マルケ州 うずら豆 収穫 田舎生活
イタリア マルケ州 うずら豆 収穫 田舎生活
イタリア マルケ州 うずら豆 収穫 田舎生活
今年も豊作、女3人でせっせと毎朝さやから豆を取り出し、約5日間かけ無事収穫を終えました。取れた豆はさすがに量が多いので大半を冷凍させますが、ある程度はすぐ調理できるよう手元に残しておきます。この採りたてを食べるのが何よりのご褒美なのです!なんと言っても新鮮なものはお味が違います!風味がより豊かですし、調理後も煮崩れしづらく、よりしっとりした食感が味わえます。それに前の晩から水に浸しておく必要もなく、調理時間そのものも乾燥されたものに比べ短いのもプラスですね。もし幸運にも新鮮なうずら豆に遭遇する機会がありましたら、ぜひ!
イタリア マルケ州 うずら豆 収穫 田舎生活
イタリア マルケ州 うずら豆 収穫 田舎生活
イタリア マルケ州 うずら豆 収穫 田舎生活 レシピ
最も主流な食べ方は、もちろんパスタと!笑 その名も"Pasta e Fagioli"(パスタ・エ・ファジョーリ)、そのまんまですね…正式なレシピはなく、各家庭ごと味付けや具材は異なり、まさにマンマの腕の見せ所です。大抵豆とパスタがからみやすくなるようショートパスタを使い、トマトソースがベースとなります。これだけでも十分なのですが、他に旬の野菜や風味を出すために脂身の多めのパンチェッタやラードそのものを加えたりもします。私はスープパスタっぽく出汁を多めにして作るのが好きなのですが、イタリア人に言わせると出汁をより煮立てクリーミーにさせた方が美味しいとのことです…
​参考までに私が教わったベジタリアンの​Pasta e Fagioliのレシピをご紹介しますね!

Pasta e Fagioli

2人前 調理時間:約2時間
  • うずら豆 250g
  • お好みのショートパスタ 120g
  • オリーブオイル 適量
  • トマトソース 1缶
  • 人参 1/2本
  • セロリ 1/2本
  • 玉ねぎ 1/2個
  • にんにく 1かけ
  • ローリエ 1枚
  • イタリアンパセリ(できれば新鮮なもの)適量
  • パルメザンチーズ 適量

うずら豆

  1. 前の晩からうずら豆を水に浸しておきます。(もし新鮮なうずら豆でしたらこの行程はとばして下さい。)
  2. 翌日浸しておいたうずら豆を大きめの鍋に移し替え、改めて水をたっぷりと入れます。最低豆の倍以上は必要です。
  3. 強火にかけ、沸騰し始めたら火を弱めます。ここから約1時間半から2時間、弱火で煮ます。煮汁は捨てないで下さい。(だいたい1時間半煮れば十分ですが、もし柔らかめの豆がお好みでしたらもう30分程煮てください。)

ソースとパスタ

  1. 野菜はにんにくを含め全てみじん切りにします。
  2. 鍋にオリーブ油を入れ、中火にかけ、野菜類を全て炒めます。
  3. よく炒まったらトマトソースとローリエを加え、蓋をし、弱火で煮込みます。
  4. トマトソースが煮ている間、別の鍋でパスタを調理をします。
  5. パスタが準備できたら、煮立った豆と一緒にトマトソースの鍋へ入れます。この際豆の煮汁も一緒に加えます。量はお好みですがスープパスタのような仕上げがお好きでしたら多めに加えましょう。よく混ぜて下さい。
  6. ソースが再び煮立ったら完成です。
  7. お好みでイタリアンパセリ、パルメザンチーズをかけてお召し上がり下さい。
Buon Appetito!
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    初めまして、ニコルです!日本/アメリカのハーフ。日本で10年程モデルとして勤めた後、ハワイに移住し、ウェディングフォトグラファーに転職。写真の技術を深めたく、フィレンツェの美大へ。卒業後、マルケ州でカメラマンとして暮らしています。こちらのブログではマルケ州の田舎暮らしを中心にイタリアでの生活について綴っています。

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