皆様、ご無沙汰しております!いかがお過ごしでしょうか? イタリアは今日カルネヴァーレ最終日を迎えております。今年は仮装大会やパレードといったイベントは残念ながら行なわれませんでしたが、カルネヴァーレ菓子は健在でしたよ★ということで今回はマルケのカルネヴァーレ郷土菓子を紹介したいと思います! お菓子の紹介に入る前に軽くカルネヴァーレのイントロ! Carnevaleとは復活祭(イタリア語でパスクア)前の40日間(四旬節)禁欲的生活が強いられる前にお肉を食べたり、お酒を楽しんだりできるお祭りの期間。(ごめんなさい、とっても簡単に説明しました。)カルネヴァーレはGiovedì Grasso(肥沃な木曜日)から始まり、翌週のMartedì Grasso(肥沃な火曜日)まで続きます。翌日の水曜日は四旬節の初日Mercoledì delle Ceneri(灰の水曜日)と呼ばれています。また復活祭は春分の日以降、最初の満月から数えて初めての日曜日と定められており、このため毎年日にちが異なります。よってカルネヴァーレの時期も復活祭の日に合わせて日にちが異なるのです。(2021年のカルネヴァーレは2月11日から16日、イースターは4月4日です) 正式なカルネヴァーレの時期は非常に短いですが、カルネヴァーレ菓子は大抵1月17日の聖アントニオの日から登場し始めます。 また大半のカルネヴァーレ菓子が揚げ菓子!こちらはなぜかというと、カルネヴァーレに当たる1月や2月は豚の屠殺の時期と重なり、大量のラードが手に入ったからです。余すことなく全ての豚の部位を使いきれるよう、揚げ菓子が主流になったと言われております。 前置きがちょっと長くなってしまいましたね!失礼致しました。それでは早速マルケの郷土カルネヴァーレ菓子、みていきましょう!最後にレシピ付きです。 マルケ州郷土カルネヴァーレ菓子1.Sfrappe(スフラッペ)2.Cicerchiata(チチェルキアータ)
3.Scroccafusi(スクロッカフージ)4.Arancini(アランチーニ)
5.Ravioli di Castagne(栗のラビオリ)
6.Castagnole(カスタニョーレ)7.Ciambelle di Patate(じゃがいも入りドーナツ)以上、マルケの郷土カルネヴァーレ菓子7品でした!皆様は召し上がったものございますか?あるいは「来年はこれ、絶対食べたい!」というのがありましたら、ぜひコメント欄に。ちなみにインスタグラム上で行ったアンケートではRavioli di Castagne(ラビオリ・ディ・カスターニェ)が一番人気でした!来年こそは本場まで食べに来れるといいですね★ それでは最後にじゃがいも入りドーナツ、Ciambelle di Patateのレシピを載せます。 Ciambelle di Patate al Forno |
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