マルケでも今週辺りからアーティチョークが旬を迎えました。おばあちゃん、お母さんの女三人でせっせと収穫しましたよ! アーティチョークは上の写真のように茎からニョキッと「実」ができます。この「実」、実は蕾なんです。放っておくと紫色の綺麗な花が咲きます。ですので、アーティチョークは花の「芯」の部分を食べているということになります! ちなみにアーティチョークはイタリア語でカルチョーフィ(Carciofi)と呼ばれています。 収穫後はすぐに下処理。一見面倒くさそうに見えるかもしれませんが、食べれないガクの部分は手でも剥けるのと全てのガクを捨てる訳ではなく、硬いものを取り除くだけなので比較的すぐに終わります。外側の2−3層のガクを剥き、残った蕾の先端、1/4程を切り取ればオッケーです。茎も硬い外面を取ってしまえば美味しいので、捨てずに! ここでポイントとなるのが、下準備できたアーティチョークをレモン水につけること。これによりアーティチョークの黒ずみを防ぐことが出来ます。レモン水でなく、小麦粉を入れたお水でもオッケーです!下処理法のビデオをこちらにのせているので、よかったらどうぞ! たくさん収穫出来ましたので、まずは冷凍用の下準備。生の物をそのまま冷凍してしまいますと、これまた真っ黒になってしまいますので、レモン水で数分茹でます。水気をよく切り、 冷めたら、冷凍庫に入れてオッケーです。この下準備のおかげで、解凍した際、調理時間がだいぶ短くなります。 残った物は、お母さんオススメのハーブ煮に!アーティチョークをローズマリー、マジョラム、イタリアンパセリで煮込む、至って簡単なレシピですが、イタリアンの醍醐味、素材の味が活かされています。 アーティチョークのハーブ煮のレシピはこちらより!それでは皆様、良い週末を!
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